【Ultima Vape・RDA】Diggie RDA をもらいました
【Ultima Vape・RDA】Diggie RDA をもらいました
『ちょっと待って・・・かんべんして・・・』
政府の経済財政諮問会議で、定年年齢を70歳まで引き上げた場合の経済効果に関する議論が始まっています。それだけでなく、75歳までの雇用年齢引き上げを前提とした将来設計を始めているとも言われています。
サラリーマン人生の後半に入り、『ラストスパートだ!』と老体にムチ打って働いてきたのに、75歳まで働かなくちゃならないとしたらまだまだ道半ばってことではないですか。あ~ リーマン、飽きたよぉぉ あ~ 早く茶をすすりながら余生を過ごしたいよぉぉ
たしかに最近のご老人(?)は元気です。今回のトップ画像に用いたZIGGYのボーカル、森重樹一さんなんて四捨五入すれば60歳ですからね。今でも立派にロックンローラーをやってらっしゃいます。しかも、20代の頃より今のほうが圧倒的にかっこいい。彼を見習ってかっこいいジジイになる道を模索することにいたしましょうかね。ZIGGY、かっこいいよなあ・・・
ZIGGY RDAをもらいました・・・・ずっと ZIGGY RDAだと思ってました。トップ画像を加工している最中に気づきました。『あ、ZIGGYちゃうやん。Diggieやん。』
Mery VAPEさんから、Ultima Diggie RDAをもらいました。
Ultima Vapeはインドネシアのメーカーさんで、Mery Vapeさんが日本総代理店になっていらっしゃいます。
径:22mm
高さ(ポジピン除く):24mm
やっぱり22mm径の短小RDAはかっこいい。なんと言えばいいのか・・・定番的な安定感がハンパないですね。購入時に注意したいのは「トップキャップがステンレスではない」点、ブラックのトップキャップも樹脂(デルリン)製となっています。
Ultima VapeさんのRDAと言えば、私に強烈な印象を残したBanaspati RDAを思い浮かべることができます。ここだけの話、Banaspati RDAは記事を書き終えて以降一度も触っていないのです。器用とは言えない私にとってビルドのハードルが高過ぎました。
Banaspati RDA をもらいました – ぬかよろこび in VAPE
デルリン製、ウルテム製と2種類のトップキャップ&ドリップチップを備える点が特徴的。BF-Pin付属ですのでスコンカー運用も可能です。
本体をバラシてみて胸を撫で下ろします。Banaspati RDAみたいなデッキが出てきたらどうしようかと思ってました。『窓開けてぶん投げずに済んだ』
サイズが小さめのデルリン&ウルテムドリップチップ。510サイズですので汎用品との交換が可能なのですが、金属製のドリチは避けたほうが無難です。見ての通り、Diggie RDAのドリチは取付部の寸法が短く作られています。ここの寸法によってはコイルに接触してしまうのですね。デルリンのような絶縁性の高いポリアセタール(POM)製品を用いましょう。融けるだけで済むし。
ウルテム製はともかく、デルリン製のほうはステンレスで作ってくれてもよかったかな。サイズの大きいデルリン製パーツはどうしても作りが雑に見えてしまいますからね。ただ、Diggie RDAは比較的熱を持ちやすい構造、低伝熱性を狙っているのかもしれません。
Diggie RDAはTop to Sideエアフロー構造になっており、トップからエアを取り込みます。デルリンとウルテムのエアフローリングだけを交換して、カラーリングの違いを楽しむこともできます。
トップキャップの突起(エアの通り道)とデッキのくぼみを合わせることで両者が固定されます。MODへの脱着は楽ですね。
トップキャップ裏、天井は平坦に作られています。天井は斜面にしていた方がミストはスムーズに排出されるのでしょうが、22mm径RDAにそれは必要ないでしょう。私は内部空間の狭いRDAに「ミストを吸い出してやる」といった感覚を覚えます。それがいいのです。
シングルコイル前提のデッキはステンレス製。スペースがあるのでそこそこ大きめのコイル設置もOK。大きなコイルは熱を持つのであっついですけどね。
ジュースウェルは深めですが、小さなサイズのRDAですのでリキッドをたっぷり保持してくれるわけではありません。ただ、リキッドが漏れにくいエアフロー構造になっていますので、無頓着にドリップしても平気。
ちょいと気になったのがコイル足置き場の形状。逃げ場だらけですので、細いワイヤーだとコイル足の固定に苦労するかもしれません。
ポジピンは気持ちいいほどきれいに出っ張ってくれています。ハイブリッド環境での運用も余裕でしょう。(お手元のポジピンの状態は毎回チェックしてくださいませ)
フューズドクラプトンコイルを置いてみました。コイル足を差し込みやすい、コイル足がカットしやすい、スペースも大きい。言うことありませんね、ビルドがとても簡単です。Diggie RDAはRDAデビューに適していますよ。
エアが真横から当たる高さでコイルを設置。
やっぱりシングルコイルはいいなあ。ウィッキングが一回で済みますもの。
ドリップチップを外したところ。私はこの状態でドリップを行っています。こうやって見るとやはりコイルとの距離が近いですよね。汎用ドリップチップだと取付部が中に飛び出してくるはずですので、コイルとの接触に要注意です。
Joyetech eVic Primoに載せてみました。ぎゅっと圧縮された塊感がなんとも言えない。
トップキャップをウルテムに変更。うんうん、愛らしいではありませんか。
0.4Ωフューズドクラプトンコイル、出力30Wで吸ってみます・・・・
・・・・あっっちっっ! トップキャップがステンレスだったら耐えられなかったかもしれません。「コイルは口元に近い方がいいかもしれない」と思いながらビルドしていましたが、クラプトンコイルだとこれ以上は無理っぽい。
ドロリと粘度を感じるほど味はしっかりと乗ってきます。このサイズのRDAは味が出ないことのほうが珍しいのですが、Diggie RDAは標準以上です。ただ、高熱で3パフ以上は落ち着いて吸っていられません。まあ、高出力爆煙で運用するRDAではないですからね、これだけ味が乗るなら単線コイルで十分でしょう。
単線マイクロコイルを設置。ざっくりてきとーに作業をしているとやはりコイル足は逃げてしまいますね。しっかり狙いを定めながらネジを締め込んでやる必要があります。まあ、慣れれば2回目以降は失敗しないレベルですよ。
コイルの高さはエアホールの真横でなく、少し上げてやったほうがいいでしょう。無理に上げ下げしなくても、コイルジグを置いた高さでちょうどいいと思いますよ。
せっかくのなので同じUltima VapeのBanaspati Competition Mech Modに載せてみました。悪くはない・・・悪くはないのですが・・・
やっぱりブサイクなので22mm径メカニカルMODに載せ替え。
0.4Ωマイクロコイルで吸ってみます・・・・
・・・・あああああ、おいしい、おいしいなあ。やっぱり22mmの短小RDAは安定していますね。ぎゅうぎゅうにエアを絞らなくても味はしっかりと乗ってきます。いや、むしろ開け気味にしたほうが味の乗りも食感も良くなってきますよ。
小さなRDAは味の出方はもとより食感が勝負です。シングルエアホール製品の中にはエアの整わないモノもあります。私はそんな製品が苦手、一時代を築いた有名品Nectar RDAでさえ、エアがバラけるので使わなくなってしまいました。きれいにバランスされたエア(食感)は大切です。その点でDiggie RDAはバッチリ、シルキーってわけではないのですが、整ったミストを楽しむことができます。「サーッ」 晴々とした気分になる吸気音もいい感じ。
既にご自身の好みが定まったベテランベイパーさんのことは置いておきましょう。味の乗り、食感、ビルドのしやすさ、リキッドの漏れにくさ、そして価格。Diggie RDAはビギナーさんが今後の ” 基準 ” とするのにもってこいのRDAではないでしょうか。22mm径RDAを未経験な方はここを起点といたしましょう。
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Source: ぬかよろこび in VAPE